浜松市の水道民営化を考える市民ネットワーク

 浜松市は、上水道のコンセッション(施設は市が所有したまま、運営権を売却する民営化)を計画していました。すでに下水道事業はフランスの多国籍企業ヴェオリアウォーターを中心とした会社が運営しています。工事は当初公共入札でなく、随意契約でヴェオリアの子会社に発注していました。多国籍企業は浜松のように黒字で水道料金が安く、企業が参入しても値上げしやすく、儲かるところを狙っています。海外ではこの2000年から2019年までに311か所で再公営化といって、民営で行っていた所を元の公営に戻しています。浜松市長は2019年の市長選を前に水道コンセッション判断の当面延期を発表しましたが、コンセッションは有効な手段とも言っています。私たちは延期になっている水道コンセッション計画を断念させることをめざして活動しています。

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市長の記者会見について

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本日31日、浜松市長が、水道コンセッションについての記者会見をしました。
「白紙撤回ではなく、今は検討をストップする」という内容で、議論の先送りという11月に発表した内容と大きく変わるものではありません。
私たちは、署名活動などを通じて、市民の大半が水道コンセッションには反対している印象を受けています。浜松市も市民の反対が多いことは、掌握していることと思います。にもかかわらずコンセッションの断念や白紙撤回でなかったことは大変残念です。
市は「市民の間に誤解がある、理解が得られていない」と言っています。それならば、私たちの提案した「公開討論会」を一度は了解しながら、その後断ってきたのはなぜでしょうか?
浜松市は市民としっかり議論する場を持つべきです。
また、選挙では、各市長候補者が水道コンセッションに対しての公約をかかげて、論戦を繰り広げ、市民に是非を問うべきです。

私たちは、どなたが市長になっても、浜松市が、「水道コンセッションは断念する」と決めるまでは、今まで通り、署名や学習会などの活動を続けます。そして、浜松市も浜松市民も大変な損害を受ける可能性が高い、水道コンセッションは、市民の世論で止めていきたいと思っています。


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